睡眠のサイクルに合わせて最適な時間に起こしてくれる「Sleep Cycle」

 

 

 

 

 

 

朝が苦手という方はたくさんいると思います。
実際、自分もそうです。
目覚ましをかけていたのに二度寝―
なんていうのはよくあることです。
そんな朝が苦手だという人におすすめのアプリが「Sleep Cycle alarm clock」です。

※今回紹介するのはiPhoneアプリです。iOS上で動作します。
Androidでは動作しませんので注意してください。

 

そもそも、一度起きたのに二度寝をするのは、「最適な時間」に起きていないからです。
「え、起きるのに最適な時間があるの?」と思うかもしれませんが、実はあります。
人の睡眠サイクルとして、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があるのは有名です。
レム睡眠が浅い眠り。人が夢を見る睡眠状態。
ノンレム睡眠が深い眠りです。
この睡眠サイクルは90分程度で1サイクルし、一晩に個人差はありますが4,5回繰り返されます。
深い眠り、ノンレム睡眠の時に起こされると深い睡眠から起こされるため、目覚めはよくありません。
逆にレム睡眠の時に起こされると体温は上昇しているため、とても目覚めが良いです。
この体の仕組みを利用し、「セットした時間-30分」の範囲で最適な時間に起こしてくれるのが、「Sleep Cycle alarm clock」というわけです。

使い方は簡単。
おきたい時間にセットし、電源ケーブルをつなぎ、裏面を向けてベッドに置くだけ。
これで朝すっきりと目覚めることが出来るでしょう。
SleepCycleは、iPhoneの中に入っている音楽をアラームとして使用することも出来ます。

では、どのようにして睡眠サイクルを判断しているのでしょうか?
レム睡眠時は、眠りが浅いため寝返りなどをうちます。
寝言や歯ぎしりもこの時間に起こります。
Sleep Cycleでは寝返りなどの音を感知し、次のレム睡眠の時間帯を予測します。
そして、「セットした時間-30分」の範囲で一番眠りが浅いであろう時間にアラームを鳴らします。

ただし、このアプリにも弱点があります。
1つめは、個人差があることです。
睡眠サイクルは個人差があり、完全に予測できるものはありません。
2つめは電池消費量です。
夜中の間、端末のすべてのセンサーが活性化するため、かなり電池を食います。
電源ケーブルは必須となります。また、バッテリー劣化の原因にもなります。
3つめは、過信しすぎると寝坊するとうことです。
いくら、睡眠サイクルに合わせて起こしてくれるといっても、所詮予測に過ぎません。
保険として、普通の目覚ましをSleepCycleの設定時間の後にセットしておくといいかもしれません。

また、このSleepCycleは数日使うと効果が薄れてくる場合があります。
その時は、SleepCycleの使用をやめ、1,2日くらいして再度使用してみると良いでしょう。
睡眠時間が極端に短い場合などもSleepCycleの効果は望めません。
最低でも4,5時間以上の睡眠を取る場合に使用しましょう。

そんなSleepCycleは現在85円。
もし興味があれば、購入してみるのも良いでしょう。

Sleep Cycle alarm clock
iPhone App

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