【写真】享受
梅雨、それは禍の雨か、恵の雨か。
全てを受け入れようとする彼の姿はきっと誰かに伝わるだろう。
これは彼の生き様である。
この写真、実はあまり気に入っていません。
某コンテストに応募するために、その過程でできた言わば「ボツ」だからです。
それでも公開しようと思ったのは、「私の心がこの写真に写った」からです。
まずは、この子を良く見て下さい。
雨、普通は嫌なものですが、それを受け入れようとしています。
この世に生を受けた以上、嫌なことはあります。
だからこそ全て拒絶する生き方より、まずは受け入れることから始めたほうが幸せだと思います。
それは、この写真を撮った私自身が目指す生き方なのかもしれません。
写真には必ず”カメラマンの心”も写ります。
写真に隠れて写る”カメラマンの心”も読み取るのも、一つの写真の楽しみ方です。