【ブックレビュー】R&R(静月遠火)
放置→気づいて更新→放置→気づいて更新→以下無限ループ
悪い流れですね。そろそろ断ち切りたいものです。
テストは相変わらずの微積で赤点を取り、そろそろ微積の単位を落としそうな感じです。
さて、最近はインターネットの情報も収集できていないため、コレといってニュースも無いです。
しかし、どれだけ忙しくても本だけは読むんです。
てことで、今回もブックレビューです。
今回読んだ本はメディアワークス文庫より、「R&R」です。
ジャンルは青春ミステリーだと思います。
あらすじ
主人公は高校の女子生徒と、男子生徒。
GWの最終日、女子生徒は男子生徒に出会う。
男子生徒の話では「今日が繰り返す」というのだ。
男子生徒はGW最終日を延々と「ループ」しており、女子生徒に助けを求めるのだった。
しかし、女子生徒は1日が終われば記憶は「リセット」され、再び訪れる「今日」には、男子生徒との記憶もすべて消える。
それでも、”記憶が引き継がれる男子生徒”にとっては女子生徒は、
「気がおかしくなりそうなループの中に現れた、唯一相談を受けてくれた人」だったのだ。
二人は「今日」のなかで、何度も「初対面」を繰り返し、男子生徒は女子生徒に恋をして、ループを抜け出そうとする。
この本の面白いところは、1日が「ループ」していることに気づいているのは、男子生徒だけだということ。
女子生徒は記憶が「リセット」されるため、「ループ」に気づくことはありません。
なので、毎度、女子生徒と男子生徒は「初対面」ということになります。
出会う→事情を説明→アドバイスをもらう→アドバイスをもとに行動→(リセット)→
出会う→事情を説明(結果報告)→アドバイスをもらう→アドバイスをもとに行動
この流れをずっと繰り返して物語は進みます。
毎日同じ日々を繰り返すため、途中で飽きるかと思えば、そんなことは全くありませんでした。
本当に展開のさせ方が上手い!
いわゆる物語中盤の「中だるみ」も、主人公の心情などを表すのに欠かすことの出来ない場面でした。
この「ループ」の中で、男子生徒は女子生徒に恋をします。
しかし、女子生徒には既に好きな人がいて、人間関係は複雑にからみ合ってゆきます。
最初の謎掛けでは、たくさんの謎が生まれ、物語の後半では気持ちいいほどに全てのフラグが回収されてゆきます。
毎日が延々とループしている理由、まで全ての謎が解けます。
実はこの話、最後の数ページで「大どんでん返し」があるのですが、それは読んでのお楽しみ。
本当に全てひっくり返された感じでした。
良かったところ
・読みやすい
・話のテンポが良く、最後まで飽きさせない
・伏線の張り方と回収が上手い
・人物の個性が強く、キャラがよく出せている
悪かったところ
・半分ライトノベルみたい
・最後の終わらせ方が微妙だった
もし書店で見かけたら購入して読んでみてください。
ではでは。
一日の始まり
2012年12月15日 - 11:12 PM
単位大丈夫かい?
こっちは校内でのテストが終わって、みんな受験に向けてラストスパートし始めたよ。
しかし、面白そうな本だな。
無限ループ怖いけど、退屈がないってのは気になるな。
たくさんのフラグとその回収ってのも読んでみたくなる。
受験1月に終わるから、そのあと読んでみるか。
幸い卒業まで一ヶ月あるし。
大どんでん返しって聞くと東野圭吾氏を思い出すのは私だけかな?
ああ、いろいろ読みたくなってきた。
年末はどうするんだ?
一応センター試験は大丈夫そうだからそれなりの時間はあるし、初詣行く予定だけど、そっちが忙しいか?
かまぼこ
2012年12月15日 - 11:18 PM
微積だけ綺麗に落として、他取って仮進級かなぁ。
他の単位は余裕なんだけど。留年だけはしたくないでござる。
そして微積の単位は来年取る。
R&Rは面白いからぜひ読んでほしいな!
あと、メディアワークス文庫は本当にオススメ。
ラノベと普通の小説の中間くらいの作品が多いよ。
東野圭吾は読んだことないから分かんね。
年末は帰るよ。今年も初詣は行けるか分からない、多分ムリかな。
でも年末はわりと暇かもしれない。(微積の追試の勉強しないとだけど)
12/23かな、福岡に帰るのは。
一日の始まり
2012年12月16日 - 12:11 AM
単位、来年とかでもいいのか……。
大学はそうなのかな?
メディアワークス文庫は最近増えてるよね。
読んだことないけど。
東野圭吾氏の作品は読みやすくていいよ。
推理モノが基本で、短編もある。
叙述トリックが見事でね、文章に引きこまれていくよ。
んで最後でひっくり返る。
文庫本サイズもかなりあるからおすすめだよ。
元旦模試受けに行くようで、あんまり人いなくてねぇ。
なにも元旦から模試受けなくても。